Louvreルーブル美術館展 京都市美術館

2015年 京都市美術館で「ルーブル美術館展」が開催
フェルメールの「天文学者」が初来日!

ルーブル美術館展のパンフレット

約80点の名画から、当時の世相や人々の暮らしが見えてくる。

つつましい食事をとる農民、家事にいそしむ女性、物乞いの少年、男女の恋愛模様など、人々の日々の営みを描いた絵画を「風俗画」といいます。風俗画の大きな魅力は、人々の豊かな感情が織り交ぜられ、当時の暮らしぶりが生き生きと描かれている点です。一方、現実をありのままに写し取ったように見せながら、人生の教訓を説いたり、複雑な寓意や象徴的な意味が託されたりすることもあります。日常の装いに隠された意味を読み解くのも、風俗画を見る楽しみでもあります。風俗画は長い間、取るに足らない雑多な主題の集まりとされ、名前さえも与えられていませんでした。しかし、同時代への関心が伴うにつれて、次第に絵画の重要なテーマになっていきます。ルーブル美術館展では、この用に多様に満ちたヨーロッパの風俗画の展開を、古代エジプトやギリシャの作例を起点に、16世紀初頭から19世紀半ばまでの3世紀半にわたる絵画など80点をたどります。

「ルーブル美術館展パンフレットより」

マウリッツハイス美術館|Mauritshuis

ハーグ|オランダ Den Haag|Nederland マウリッツハイス美術館はもともと17世紀に貴族マウリッツの邸宅として建てられました。マウリッツの死後、マウリッツ邸は、大使邸、兵学校、ワイン貯蔵庫、図書館などさまざまな用途に使用され、最終的には、初代国王ウ...